僕はお礼を言うのが苦手だ

※記事内に広告が含まれる場合があります。

こんにちは。Naotoです。

僕はお礼を言うのがとても苦手です。

小さいころから「ありがとう」という言葉が苦手でした。

もしかしたら親の教育などにも関係してくるかもしれませんが、なぜお礼を言うのが苦手なのか、そしてお礼を言うようにするにはどうしたらいいのか等、書いていきたいと思います。

是非この記事を参考に、お礼の伝え方と向き合ってみてください。

国語の先生「ありがとう」にどんな印象を持ちますか?

国語の授業で、そんな内容がありました。

感謝の気持ちを伝えるというテーマで、生徒一人一人が発表する。みたいな感じです。

大半の同級生が「最大級の感謝の言葉」「相手に対する感謝の気持ちの言葉」とかそういうことを言っていました。

ただ、僕の考えは少し違っており、その時に発表した内容は「自分では成し遂げられず、誰かに頼ってしまったときの言葉」というような表現をしました。

国語の先生は「ん?」という顔をして、改めて聞きなおそうと思いましたが、多分道徳的に僕の意見を尊重してくれたのだと思います。

この記事を読んでるあなたにとって、「ありがとう」とはどのような言葉でしょうか。

「ありがとう」にはネガティブな表現が含まれていると思う

「感謝の気持ちを伝える言葉」、というのは9割正解だと思います。

そのうちの1割は、「自分では成し遂げられず、誰かに頼ってしまったときの言葉」が隠れていると思っています。

例えば、最近あなたは誰から「ありがとう」と言われましたか?
または、最近あなたが「ありがとう」と伝えたことを思い出してみてください。

僕が最近ありがとうと言われたのは、有給休暇を取得して旅行に行った後輩の案件を代わりに対応した時です。

僕が後輩の代わりに、後輩が持っている案件の対応をしたことで、後輩は僕に「ありがとう」と伝えてきました。

これはまさに、後輩が成し遂げられなかったため、僕に頼るしかなかった場合に発せられる言葉です。

感謝の言葉には間違いありませんが、「自分では成し遂げられず、誰かに頼ってしまったときの言葉」というのも否定することができないです。

お礼を言うのが苦手な人は責任感が強いと思う

僕も含めて、お礼を言うのが苦手な人というのは、責任感が強いと思います。

じゃあ責任感て何?と言われると、その答えは「自分で解決する力」です。

先ほどの後輩の例を逆にして、僕が有給を取る場合はどうなるでしょうか。

僕はIT企業で働いていますが、テレワークを認められています。

外出先でも常に仕事の情報を見れるようにしていますし、有給休暇でも案件対応をしています。

もしくは、その日の日中に対応が出来なければ、定時以降でも深夜でも仕事をします。

このように、とにかく誰かにお礼を言わないで生活をしています。

中国人は日常的に「ありがとう」と言わないらしい

中国人は日常的に「ありがとう」と言わないらしいです。

これは中国人が性格悪いみたいな話ではなく、ありがとうと言うと「何水臭いこと言ってるんだよ…」と言われるらしいです。

とはいえ、親しい間柄での話だと思いますし、普通に感謝の気持ちは伝えると思います。

ただ、今回の記事において、お礼を言うのが苦手な人が、僕と同じく「相手に頼りたくない」という話ではなく「親しい間柄なので当たり前」というようなスタンスかもしれないので、念のため補足しておきました。

※もし中国人に損な価値観はないよ、という情報があれば教えてください。

お礼を言うのが苦手な人が「ありがとう」と伝えるには

お礼を言うのが苦手な人は、どうやって相手に感謝の気持ちを伝えればいいのでしょうか。

人に頼らずに生きていくのは昨今難しいです。

さらには、不本意な救いも存在するので、そういったときは感謝の気持ちを伝えなければなりません。

僕の中では、以下の3つの方法があります。

  • 感情を殺して「ありがとうございます。」と伝える
  • 「助かるわー!」と、「ありがとう」を使わずに伝える
  • 感謝の気持ちを込めた「(お手数おかけして)すいません」を使う

この3つです。

感情を殺して「ありがとうございます。」と伝える

これは目上の人に有効です。

やはりこの資本主義社会で、目上の人と関わらずに生きていくことは非常に難しいです。

僕も上司や先輩に対しては、「ありがとうございます」というようにハッキリとよそよそしい感じで伝えるようにしています。

自分を偽装して、「ありがとう」を発すればまあ何とか感謝の気持ちを伝えられます。

「助かるわー!」と、「ありがとう」を使わずに伝える

これは親しい人、家族や友人、後輩や同僚などに有効です。

どうしても親しい人にも助けてもらう場合は避けられません。

  • 駅まで車で迎えに来てくれた時
  • 自分のわがままに付き合ってくれた時
  • 自分の仕事を代わりにやってくれた時

僕の理論でいうと、「自分では成し遂げられず、誰かに頼ってしまったとき」というのは助けてもらったときです。

この時は迷わずに、「助かった!」という言葉であれば伝えやすいなと思います。

感謝の気持ちを込めた「(お手数おかけして)すいません」を使う

これは日本人にありがちですが、「すいません」という言葉を使うと便利です。

母親同士の会話でもよくありますよね。

「す~い~ませ~ん!」みたいな会話。

日本語の「すいません」には感謝の言葉も含められていると捉えて問題ないので、とにかく「すいません」で感謝の気持ちを伝えるのもいいと思います。

僕はお礼を言うのが苦手だ:まとめ

価値観の違いは、人間関係を変えていきます。

僕は本当にお礼を言うのが苦手でした。だって助けてもらってるから。

うちの父親はあまりお礼を言うのが得意じゃなかった気がします。

それを引き継いでしまったのかもしれません。