兄がネットワークビジネスにハマった話 Part2

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兄がネットワークビジネスにハマったキッカケ、というよりも、ある程度時系列で書いていきたいと思います。

兄がネットワークビジネスにハマった話 Part1
兄がネットワークビジネスにハマった話 Part2
兄がネットワークビジネスにハマった話 Part3

コロナ前から兄の精神面の体調が悪かった

2021年の10月頃から、僕はフランチャイズでレンタカー屋を始めました。

兄の友人の美容室で僕は普段髪を切っているのですが、その方から「兄がうつ病っぽくなってるらしいよ…知ってた?」という話をされました。

僕(北海道出身・東京在住)
兄(北海道出身・北海道在住)
兄友人(北海道出身・神奈川県在住)

仕事が忙しいという話は聞いていましたが、まさかうつ病になっているという話までは聞いていませんでした。

兄友人「仕事が大変みたいなんだよね。何とかできないのかなぁ」
Naoto「それなら俺がレンタカー事業立ち上げるから、そこのスタッフで入ってもらうしかないな!」
兄友人「おお!そうなんだ!それは良さそう!」

そんな話をしましたが、まったく売上を上げられずにレンタカー事業は廃業になり、そんな話は無くなりました。

2年が経った2023年、11月に僕が帰省をしたときに話をしたとき、一気に流れが変わりました。

良くも悪くも変わったという感じです。

兄「仕事が辛かったことはあるか?」

事の発端は、帰省中のある夜のことでした。

兄と二人になることがあり、「Naotoは仕事が辛かったことはあるか?」という質問でした。

実はまだ心療内科に通っているという話を翌日に知りますが、この時に昔の自分の経験を思い出した気がしました。

兄曰く

「今の仕事は自分に合っていない」
「前に何千万もの損失を出してしまって申し訳なく思っている」
「公務員だから利益を出す側ではなく削減しなければならなく、それがしんどい」

ということを話されました。

兄との会話、兄の経験、僕の経験を踏まえた話をしていきたいと思います。

仕事が辛い = 単純に合っていない

仕事が辛いということは、単純に今の仕事が合っていないという可能性はかなり高いです。

とはいえ、転職をするのもめちゃくちゃ大変ですよね。

僕も前の会社に勤務しているときは、3日前の仕事を捌いたり先輩がクソだったりしてうつ状態でした。

それは兄も同じみたいで、平日は22時くらいまで仕事をしているようです。

しかも本来休みである日曜日も残業をしていたりと、本当に大変な日々を送っているみたいです。

兄は「単純に仕事が合っていないんだと思うわ…俺の能力的に今の仕事を捌くことが出来ない…」とのこと。

多分これは事実で、兄は大学を出ていますが、大学が云々は仕事には関係ないです。

おそらく大変な仕事環境を乗り越えて楽になったのは僕の方で、兄はずっと地獄に居ます。

というわけで僕が紹介した本があって、「幸福の資本論」という本でした。

怪しい哲学書や宗教の本のようなタイトルですが、どちらかというと経済とかビジネス書に近いです。

ざっくり内容を説明しますと、人間は以下の条件のうち2,3個当てはまれば幸せです。

  • お金を持っている
  • お金を稼ぐ力がある
  • やりたい仕事がある
  • やりたい仕事をこなす能力がある
  • 良い人間関係がある
  • 良い人間関係を築く力がある

この本の中に、電通の事件の話がありました。

東大卒エリート美女が自殺までに綴った「苦悶の叫び」50通 電通の壮絶「鬼十則」が背景か

この事件に関して、「残業が多かった」という主張がありますが、これは結果論です。と。

本当は、知識や能力が不足しており仕事を捌くことが出来なかったということこそが原因であると書かれています。

僕が兄にこの本を進めたとき、まだにそういった内容などが刺さっていたようでした。

また、幸福度が最も高い年収は800万という点も書かれており、まずは800万を目指してがんばろう!という話になりました。

ネットワークビジネスも一つの稼ぎとして成立できると思う?

Naotoにも聞きたいんだけど、ネットワークビジネスも一つの稼ぎとして成立できると思う?

東京に帰ってしばらくすると、そんなことを聞かれました。

職場の人に誘われたとのことでした。

ちなみに健康ドリンクを取り扱っているようです。

僕の意見ですが、これには賛否両論ある。

箇条書きにします。

  • 基本的にはやめたほうがいい
  • きっとそれで成功した人もいる
  • だけどネットワークビジネスで成功するにはかなりの知識・経験が必要
  • 健康食品で成功している知り合いはいるから一概にダメとは言いにくい
  • 最もよくないのが、知り合いや友人を誘うパターン
  • 本来であれば、しっかり求めているユーザーにアプローチすれば問題ない
  • 社会的には好まれない業態なので嫌われる覚悟が必要

こんなところですかね。

と言っても、多分この時点でもうネットワークビジネスに飲み込まれてます。

絶対にやらないと思っているのであれば、僕にそんなことを聞いてくることは無いと思うので…

僕としてもネットワークビジネスに加担はしてほしくないと思いました。

そこで提案したのが、ブログです。

このブログもそうですが、アフィリエイトで収益を得たり、自分がやってる活動を発信していくという点ではブログは精神安定みたいな効果があるんですよね。

ネットワークビジネスに加担する前に、とにかくブログを始めさせなければならないと思い、頑張ってやり方を教えました。

ブログやってみたけど読んでくれる人が現れた

ブログやってみたけど、プレビュー数が上がってる。見てくれてる人がいるのかな?

こんなことを言われて、「多分見てくれてる人がいるよ」と返したらとても喜んでました。

ネットワークビジネスをやろうとした理由の一つとして、おそらく今の仕事で自分に自信を失っているという点があると思います。

これをブログの執筆活動に変えることで、人の役に立つ情報を発信することができるんですよね。

それから兄は

「実は音楽関係の記事も書きたいと思ってるんだ」
「アプリ系の記事も書きたいと思ってるんだよね」
「誰にも言ってないけど、とあるゲームがこれから来ると思うんだ」

そんな話をされるようになり、僕はこれらの記事から収益を出す方法をアドバイスすることにしてました。

僕は「よかった…兄はネットワークビジネスビジネスにハマることなくブログで済みそうだ…」と思っていました。

俺の判断でネットワークビジネスに入ることにしたわ

俺の判断でネットワークビジネスに入ることにしたわ

兄はそう言いました。

信じていたものに突き落とされた気がします。

入ってしまったか…と。

まあいいんです。それでもいいんです。自殺されるよりはマシなんです。

そして何よりも「あの時はやばかったなー」と、未来になって気づけばいいんです。

そんな風に思って、僕はこれから兄がネットワークビジネスから足を洗うための方法を考えて行きます。

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